開発チームには新世代の高機能マシンを作るといった気負いはなかった。基本はあくまで、出来合いのものを使って可能な限り早く、IBMのロゴマークの入ったパーソナルコンピューターを作ることだった。この基本路線に沿って選ばれたマイクロコンピューターは、八ビットと一六ビットの中間的な性格を持つ8088だった。
 ビル・ゲイツが採用を促した8086は、チップ内部の処理も周辺の回路とのやり取りもともに一六ビットで行った。一方8086の半年後に発表された8088では、外部とのデータのやり取りが八ビットに抑えられていた。この機能の切り下げによって、8088の処理速度は8086に比べて遅くなった。その代わり8088を使えば、すでに数多く開発され、供給の安定している八ビット対応の部品を利用することができた。
 九月に入って、ベーシック以外のフォートランやコボル、パスカルといった言語も供給できるかとの打診が、開発チームからマイクロソフトに寄せられた。
新潟市西区 歯科



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