委員会は進行状況に合格点を与え、プロジェクトには独立事業単位(IBU)と呼ばれる組織的な位置づけが与えられた。
 巨大化した組織が往々にして官僚的な手続きを煩雑化させ、迅速な処理の足を引っ張ることを自覚していたIBMは、社員の自発的な試みを後押しする受け皿となることを目指して、独立事業単位という制度を用意していた。この制度の適用を受けた開発チームは、大きな自由裁量権と人的、資金的な裏付けを得て開発に邁進した。
 一九八〇年十一月六日、マイクロソフトはIBMのパーソナルコンピューターに言語とOSを提供する契約を取り交わした。
 
 翌一九八一年八月十二日、開発チームはついにIBM PCの発表にこぎ着けた。
 マイクロコンピューターは、8088。メモリーは基本構成で一六Kバイトを備え、最大二五六Kバイトまで拡張できた。ベーシックは従来の流儀に従って、ROMに収められていた。
オンライン タイ語



このサイトは無料ホームページ作成.comで作成されています